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曼陀羅・仏画

一枚の画布の中に仏教の宇宙観を絵画にしたものがマンダラだと言われています。佛教的用語法としては釈尊が悟りを開いた道場で、それゆえマンダラとは 「 悟りを有する場 」 現代風に言えば 「 聖なる空間 」 となるでしょう。

古代インドに生まれ、ネパール、チベット、中国などに伝えられ日本にも空海たちによってもたらされたマンダラ。文明の発達と共に私たちは人間が本来持っていた宇宙的感覚や自然との一体感を失いその結果、心の平安を得ることが非常に難しくなっています。昨今マンダラが人々の心をとらえるのは、理性では理解できない自然の声と宇宙からの信号を私たちに語りかけてくれるからではないでしょうか。  

ネパールはマンダラ文化と技法が残る唯一の国です。マンダラは一点一点に気と祈りを込め、気の遠くなるような時間をかけて描きあげたものです。だから私たちはマンダラの放つエネルギーに圧倒されるのではないでしょうか。その細密な色の美しさや構図の面白さも、宗教画というジャンルを超え現代アートとして充分通用するものです。

(キャンバスは木綿でニカワを混ぜて描いております。金の部分は全て24金を使用しております。一つ一つが手描きであるため全く同じ作品は二つとございません。)

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